東京オリンピックの開会式がせまるなか、その音楽担当として小山田圭吾さんが選ばれたと発表があり、久しぶりに名前を聞いたなーって思ったのですが、
実は小山田圭吾さんは過去の音楽雑誌のインタビュー記事で、自身が行った「いじめ」について告白していたことが・・・今問題になり、
ネットでは炎上しているということなので、
それって一体どういった内容なのか?調べてみたいと思います。
- 小山田圭吾が行ったいじめ記事はどういった内容なの?
- 東京五輪開会式の楽曲は今後どうなるのか考えてみた
※小山田圭吾ってどんな音楽を作っているの?楽曲動画あり
※7/20追記あり
小山田圭吾が行ったいじめ記事はどういった内容なの?
まず今回炎上騒ぎとなった、小山田圭吾さんの過去に行った「いじめ」のことについて。
これは、
- 「ロッキング・オン・ジャパン」(1994年1月号)
- 「クイック・ジャパン」(1995年3号)
この2冊のインタビューで語った内容ということで、「クイック・ジャパン」という雑誌では『いじめ紀行』というタイトルで22Pにもわたって、小山田圭吾さんがおこなったいじめについて語られているということなので、
これは・・・内容を読まなくても、かなりヤバイと思いますね。
知的障害のある同級生にプロレス技かけウンコ食わせ服を脱がせたいじめ自慢をインタビューで語る小山田圭吾さんがオリパラ開会式の音楽に携わり、韓国選手団が東京オリンピック選手村の居住棟に反日横断幕を掲げたり、バッハ会長が有観客開催を要望したり…
五輪は誰かを傷つける人が作る祭典なのか… pic.twitter.com/ENRHzzr4cM
— ゼロツー (@tag202177) July 15, 2021
五輪開会式の楽曲を担当することが発表された小山田圭吾さん。過去に雑誌のインタビューで長年にわたって同級生をいじめていたと告白していたことが、ツイッターで拡散しています。https://t.co/WpLDGjUCiT
— 毎日新聞 (@mainichi) July 15, 2021
そしてその詳しい内容についてですが、ネットニュースによると、
「全裸にしてグルグルにひもを巻いてオナニーさしてさ。ウンコを喰わしたりさ。喰わした上にバックドロップしたりさ」
「だけど僕が直接やるわけじゃないんだよ、僕はアイデアを提供するだけ(笑)」
(「ロッキング・オン・ジャパン」1994年1月号)
「みんなで脱がしてさ。(局部を)出すことなんて(Aさんにとって)別に何でもないことだからさ」
「障害がある人とかって図書室にたまる」「きっと逃げ場所なんだけど」(と認識しながら)「みんなで見に行こう」
(体育倉庫で)「マットレス巻きにして殺しちゃった事件とかあったじゃないですか、そんなことやってたし、跳び箱の中に入れたり」
(「クイック・ジャパン」1995年3号)
・・・ネットニュースで分かっている限りでも、とんでもない内容を過去に語られていた様子ですね。
となるとその全文って一体どんなことが書いているのか?
さすがにこれらのインタビュー記事が、原文のままネットに掲載されているものはないものの(なんせどちらも1990年代半ばの雑誌インタビューなので、この時代にインターネットは発達していなかったですよね)、
調べるとコチラのサイトに詳しく書いていたので、参考までに。
小山田圭吾における人間の研究 – 孤立無援のブログ https://t.co/AH2G9dxehU
— べすこまりの情報館 (@Kame_besuko) July 15, 2021
それにしても。筆者はリアルタイムでこの記事は目にしてはいませんでしたが、フリッパーズギター時代の楽曲が結構好きだっただけに、この小山田圭吾さんの告白には衝撃を受けましたね・・・
しかもこれが、1990年代に普通に雑誌に掲載されていたことにも驚きましたし、
当時はネットとかなかったので、この内容が世間に広く知られることとかなかったとは思いますが(なので筆者も知りませんでした)、今なら即炎上して一発で「アウト」でしょうね。
そしてオリンピックの後はパラリンピックも控えているだけに、いくら過去のこととはいえ、小山田圭吾さんが行った行為を考えると・・・
オリンピックの開会式の音楽担当ってどうなんだろう?って思いますがー
東京五輪開会式の楽曲は今後どうなるのか考えてみた
さて今回東京オリンピックの楽曲担当することになった小山田圭吾さんですが、この過去のインタビューが表に出たことで、今後どうなるのでしょうか。
まず今回の開会式の作曲を担当するメンバーについてですが、
- 小山田圭吾(Cornelius)
- 徳澤青弦
- 原摩利彦
- 景井雅之
といったメンバーが作曲を担当するとのこと。
ちなみに開会式・閉会式のコンセプトは、オリンピック・パラリンピックどちらにも共通して『Moving Forward』、
また開会式は『United by Emotion』となっているということなので、
これがパラリンピックと共通しているということなら、きっと普通に考えて、オリンピック・パラリンピック共に同じメンバーで作曲するような気がしますし、
開会式本番まで1週間とせまった状況を考えると、今更メンバーの交代はないのではないかって思いますが、(おそらく楽曲も仕上がっているのでは…?)
ただ、パラリンピックの方については、今回の「いじめ記事」の内容から考えると、すくなくともパラリンピックの方については、小山田圭吾さんがメンバーから外れる、もしくは作曲家のメンバーが総入れ替えになる、ということも考えられそうですね・・・
これは作品やミュージシャンとしての価値や評価の問題ではなく、あくまでも「オリンピック・パラリンピック」という特定の行事の趣旨にふさわしい人選かという問題なので、本人の言動が議論になることは避けられない。https://t.co/aUwQB1eY74
— Shin Hori (@ShinHori1) July 15, 2021
ミュージシャンとしての小山田圭吾さんは確かに才能のある人で、作品だけ見たらこういった祭典にふさわしいと思って選ばれたのだと思いますが、
それと同時に本人の言動なども、ある程度考慮しなきゃいけなかったのではないかって思いますね。
小山田圭吾氏の過去発言の件、今さら15年前のを引っ張り出すのは……と思いながら、該当記事を読んだら、あまりに酷い内容で最後まで読めなかった。
「いじめ」という名の犯罪自慢だった。大麻やった人のDVD販売停止よりも、こういうのなんとかしてほしい。もうコーネリアス聞くのもきつい。
— 角尾 舞|Mai Tsunoo (@ocojo) July 15, 2021
お願いだから、今からでも良いから、この人を関わらせないで欲しい。変えてください。いじめの内容辛すぎて涙が出る。この記事をそのまま載せた雑誌もおかしいよ。開会式作曲の小山田圭吾氏障がい者いじめ告白雑誌を入手 五輪理念に逆行(日刊スポーツ)#Yahooニュースhttps://t.co/8GCRZJmlMe
— まいこさん (@Peter_Pan_day12) July 15, 2021
あのいじめで有名な小山田圭吾が音楽担当というだけで、伝説に残る史上最悪のオリンピックになること間違いなし#東京五輪の開催中止を求めます #小山田圭吾
— 真空 (五輪の開催中止を求めます😇) (@nn62755819) July 15, 2021
小山田圭吾氏のいじめ自慢過去記事今やっとみた、吐きそう
パラリンピックの人達は怒らないのかな?開会式楽しみだったのに
記事中に(笑)多発してるけど何っにも笑えない…まだ動悸がする…
自分にコントロール出来ないことへの感情は持たない生き方がしたいって決意したばかりのにもう無理だった— マリア🍄ゴールド (@mariarakun) July 15, 2021
コーネリアス小山田圭吾さんのいじめ告白……有名な話だよね。
きちんと謝罪して本人と和解してるなら別だけど、そうでないなら道義的には「今更」なんてないんだよね。
音楽活動自体は自由だけど、五輪の音楽を担当するならば、起用した側の見識は問われてしかるべきだわ。
本人もなぜ受けたんだろ。— zaregoto72 (@zaregoto72) July 15, 2021
※ちなみにコチラは小山田圭吾さんさんが過去に手掛けた楽曲動画。
今回選出された理由というのは、きっとこういったクォリティの高い楽曲を作っているということに加え、ウィキペディアをなど拝見すると小山田圭吾さんは国内外でも幅広く活動しているので、その実績から評価された結果だったと思いますが、
しかしながら、この「いじめ」の件はかなり有名な話だったようなので、調べたらすぐ分かったのではないかって思うだけに、
もっとちゃんと考えて、選出すればよかったんじゃないかなと。
そしてここで注目されなければ、小山田圭吾さんも過去の話が蒸し返すことなく炎上騒ぎにならなかっただけに、(とはいえ、いくら表ざたにならなくても、記事の内容は許されるものではないですが)
今後の小山田圭吾さんの音楽活動に影響が出るのは避けられない気がしますね・・・
トレンドに小山田圭吾が出てるから何事かと思ったら、五輪の作曲メンバーに参加とか……昔某雑誌に自分が学生時代いじめやってたことを悪びれる様子もなく語ってて、それ知ってから胸糞悪くてコーネリアス聴かなくなった。どういう基準で五輪のメンバーに起用したんか分からん。
— 調 (@q_vism_20920401) July 15, 2021
昔、フリッパーズ・ギターの曲が大好きで、解散してからもずっと聴いていた。けれど、ロッキンオン・ジャパンのいじめ自慢の記事を読んでからは一切聴かなくなった。
いじめを自慢げに話せる人の作る曲なんて、無理…#いじめ自慢#コーネリアス#小山田圭吾#Yahooニュースhttps://t.co/Yfv9eSnsTS— ず (@Catlove_Shower) July 15, 2021
うん・・・大半の人がこの「いじめ記事」で、「(好きだったのに)聴けなくなった」と語っていることから、今後なにかしらの企画で小山田圭吾さんを起用することで、今まで知らなかった人たちからも嫌悪感を持たれる可能性が高くなりそうです・・・
※追記※
小山田圭吾さんの謝罪ツイート
東京2020オリンピック・パラリンピック大会における楽曲制作への参加につきまして pic.twitter.com/WWedM9CJwK
— Cornelius (@corneliusjapan) July 16, 2021
そしてこの謝罪を受けて大会組織委員会の武藤敏郎事務総長は、選出した当初今回の「いじめ記事」の件は知らなかったらしく、また小山田圭吾さんが謝罪したことから「支えていってもらいたい、貢献してもらいたいと考えている」と 話していることで、
おそらくこのまま、小山田圭吾さんは音楽担当を続けると思われますがー
※さらに追記※
東京2020オリンピック・パラリンピック大会における楽曲制作への参加につきまして pic.twitter.com/p91zE94s1t
— Cornelius (@corneliusjapan) July 19, 2021
7月19日。一転して小山田圭吾さんは五輪作曲担当から辞任を発表されましたが、
謝罪し参加継続を発表されたもののの、世論の反響の大きさに辞任をせざるを得なかったということなんでしょうね。
ちなみに今回開会式の楽曲担当はパラリンピックも含まれていたようなので、小山田圭吾さんの楽曲の才能は認めるものの、過去の行いから考えると・・・これは最初から引き受けるべきではなかったのではないかって思います。
にしてもあと3日。
小山田圭吾さんの手掛けた曲が使われないとなると、開会式は一体どうなるのか?違う意味で大きな注目が集まりそうです。