高橋留美子さんの代表作【うる星やつら】がなんと!45周年ということで、「週刊少年サンデー」で多くの漫画家さんたちがお祝いのイラストを寄せていることが話題になっていますが、
このイラストを寄せている漫画家さんというのが、「週刊少年サンデー」の作家さんだけでなく、「週刊少年ジャンプ」でおなじみの作家さんたちも寄せていることから、
ライバル誌なのに、こうやってお祝いを寄せられる関係性っていいな、なんて思いますね^^
さてそんな中でも話題になっているのが、【銀魂】でおなじみの、空知英秋さんが書いたイラスト。
空知英秋さんの作品【銀魂】は、高橋留美子さんの作品に影響を受けているということなんですが、
空知英秋さんの【銀魂】といえば!作中にいろんなパロディが散りばめられていることでも有名で、とある政治家からの怒りをかった?なんていう話も以前ありましたが…
とはいえ、特に掲載していた「週刊少年ジャンプ」の漫画、【ドラゴンボール】や【こち亀】【テニスの王子様】などなど多くの作品をところどころパクっているところが!?非常に面白く、そこが作品の魅力ともいえますよね^^
そんな【銀魂】の中で、実は【うる星やつら】もパクられていた?
一体、どの話がパクリの回だったの?気になったので調べてみたいと思います。
空知英秋が高橋留美子に謝罪したイラストとは?
【イラスト掲載】『銀魂』作者、高橋留美子氏に「パクってすんません」影響受けたと告白https://t.co/5eC9QuM3DQ
空知氏は、ラムのイラストを描きつつ、「るーみっくわーるどに影響を受けながら他誌で小銭を稼ぐコソ泥作家がおしおきを受けにサンデーにやって参りました」とコメントした。 pic.twitter.com/bMIIc95DTk
— ライブドアニュース (@livedoornews) August 22, 2023
今回話題になっている、【銀魂】作者の空知英秋さんが寄せた、コチラのお祝いのイラスト。
「パクってー」とあると、「えっ」って思ってしまいますがー
【銀魂】=パクリは当たり前、ということから(笑)、むしろ一体どの話が【うる星やつら】のパクリの箇所だったのか?気になるところ…
【ドラゴンボール】や【テニスの王子様】のパクリの回は覚えていますが、【うる星やつら】でパクリってあったっけ??
記憶があんまりないですねーw
銀魂は高橋留美子の作品のどこをパクっていた?パクリ箇所をチェック
そもそも【銀魂】の話の設定ですが、作者の空知英秋さん曰く『SF人情なんちゃって時代劇コメディー』で、
江戸時代末期に「天人」と呼ばれる宇宙人の襲撃をうけて、攘夷戦争が勃発。そして江戸幕府が天人の侵略を受け入れた開国したその20年後ーというところから物語が始まりますが、
時代設定とかは全く違いますが、【うる星やつら】も最初は宇宙人の、地球への侵略から始まっているので、
パクリというよりも、この辺りの設定を空知英秋さんが影響を受けた、ということなのではないでしょうか。
うる星やつら観てた。別に共通点探しするつもりもないんだけど、観てたらなんか銀魂思い出した。どの話数からでも気軽にみれて、ドタバタでメチャクチャで、シリーズが長期にわたってて。キャラクターの個性が強い。
— りつか (@lapeirousia) October 5, 2012
物語の世界観が似ているといったところから、これはパクリというよりも、「影響を受けている」という表現が正しいのかもしれません。
そもそも【銀魂】のパクリって、誰が見てもヤバいレベルのパクリなので(笑)
逆に【銀魂】の話の中で、【うる星やつら】をまんまパクっている話ってあったのか?色々見てみたり思いだしてみたけど、これが思いのほか見つからなかったので、
空知英秋さん自身【うる星やつら】を含む【るーみっくわーるど】をリスペクトしているがゆえに、あからさまなパクリはあえてしなかったのかも?とこれは勝手な筆者の想像ですけどね(*^_^*)
コチラはアニメの【銀魂】より。こういう愛ある?パクリの箇所を見つけるのも楽しい♪
エリザベスはパクリ?元ネタは乱馬の父!?
『銀魂』作者、高橋留美子への謝罪文話題 “パクリ”告白で「文才を感じる」「通常運転なの笑った」(写真 全7枚)https://t.co/qyu1psQMZG
#サンデー #少年サンデー #うる星やつら2期 #空知先生 @uy_allstars @shonen_Sunday
— ORICON NEWS【アニメ】 (@oricon_anime_) August 23, 2023
さて今回空知英秋さんが高橋留美子さんへ書いたお祝いのイラストですが、よく見ると…左側に書いている、エリザベスと【らんま1/2】に出てくる乱馬の父・玄馬がプラカードを持って会話していますよね?
こういったことから、空知英秋さんが言いたい『パクリ』というのはどうも、コレのことを言っていると思われます。
つまり【うる星やつら】をパクったということではなく、同じ作者が描いた【らんま1/2】の登場人物を参考にしたキャラがいる、ということになるのではないでしょうか。
なるほど、エリザベスのボード会話は玄馬のパクリという作者の告白ってことか。納得
(この程度の「パクリ」は大歓迎レベルでは)#うる星やつら #銀魂— ぬれぬれ無課金勢 (@nuremukakin) August 23, 2023
そういえば、どっちも動物?(エリザベスはなんかよく分からない宇宙生物・笑)で、会話するときはプラカード持っているという…
【銀魂】だけを見ているときはあんまり意識していなかったけど、そういえばそうかw
エリザベスのプラカードキャラって、らんま父から来てたのか、全く気付いてなかったわ… https://t.co/qAKxbR6rRu pic.twitter.com/5Vg39t4UDB
— マエジーニョ (@Maejynyo) August 23, 2023
ちなみに。【銀魂】の連載は2004年からで、【らんま1/2】は1987年から。
なので現在40代の空知英秋さんが小学生の時に始まった漫画ということから、高橋留美子さんの作品というのは【うる星やつら】だけに限らず、きっと印象に強く残る作品のひとつだったのかもしれませんね。
ということで、【銀魂】は【うる星やつら】のパクリ…というよりも、空知英秋さんが影響を受けた作品のひとつだったのかな、ということになると思いますが、
これからも空知英秋さん、そして高橋留美子さんにはこれからも、楽しい漫画を描き続けてほしいですね!