人気長寿アニメのひとつ、
【クレヨンしんちゃん】。
漫画の方は原作者の先生が亡くなってもうずいぶん経ちますが、
アニメの方は変わらず続いていて、
毎年新作の映画も制作されていますよね。
その【クレヨンしんちゃん】の主人公・「しんのすけ」の声を担当している、
矢島晶子さんが・・・なんと。
しんのすけの声の担当を降板すると、
発表されましたが・・・
これには筆者も驚いていますw
何といっても長寿人気アニメの声、
しかも主役ということなので、
その声がある日を境に代わってしまうと、
スゴイ違和感を覚えてしまいますよね。
それにしてもなぜこの時期に降板することになったのでしょうか?
そもそも・・・
幼稚園児の声を担当している矢島晶子さんって一体いくつなの?
矢島晶子さんのプロフィールや、
そして降板の理由などを調べてみました。
(主な内容)
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※追記※
(2018年6月14日)
新しいしんちゃんの声が決定しました!
矢島晶子 プロフィール
まずはあの【クレヨンしんちゃん】の声を出している人ってどんな人?
ということで、
プロフィールを調べてみました。
矢島 晶子(やじま あきこ)
- 生年月日:1967年5月4日
- 血液型:B型
- 身長:153cm
- 学歴:淑徳短期大学 卒業
- 新潟県柏崎市 出身
- 日本芸術専門学校特別 講師
- 結婚歴あり
矢島晶子さんは元々演劇の勉強がしたかったそうですが、
父親に反対されたことで和菓子屋の店員として就職した経歴があり、
それでも演劇がやりたかった矢島晶子さんは諦めず、
演劇養成所で勉強をしてこられたそうです。
そしてその後舞台に立つことになった矢島晶子さんは、
その舞台を見に来ていたという、
昔のドラえもんのジャイアンの声でも有名な、
たてかべ和也さんにスカウトされたことで、
声優としてデビューしました。
声優としては【クレヨンしんちゃん】のしんのすけ役がお馴染みで、
また声優としてアニメだけでなく映画の吹き替えもやっている、
ベテランの声優さんです!
その声優として声を担当した作品は実に多くあるので、
ここでは書ききれませんが・・・
最近では話題になっていたアニメ、
【ポプテピピック】第7話・Aパートの「ピピ美」の声を担当しました。
矢島晶子、しんちゃんの声・降板理由やいつまで?
矢島晶子さんは【クレヨンしんちゃん】のアニメが始まった当初より、
しんのすけの声を担当していますが、
初期の頃って、
今と声が違っている感じなので、
別の人がやっていたのでは?
なんて思って調べてみたことがあります(笑)
ウィキペディアによると、
1992年のアニメ開始当初は独特の抑揚が無く、発声自体もかなり高音であった。1993年頃を境に徐々に現在の声に変わっていった。現在のような演技に変化した理由は、原作の作風の変化を受けてアニメも徐々に演技が変化していったからである
(ウィキペディアより引用)
確かに。
アニメ開始当初のしんちゃんの声って、
なんか淡々としていた?気がしますねー!
そして役を演じていくうちに、
自然と今のしんちゃんの声になっていったんですね。
ところで降板を発表された2018年6月1日現在、
矢島晶子さんは51歳ということで、
【サザエさん】や【ドラゴンボール】などといった、
他の長寿アニメの声優さんと比べても、
まだまだ若い方なんじゃないかな?
なんてつい・・・思ってしまいますよね?
なんといっても、
サザエさんの声・加藤みどりさんは78歳。
悟空の声・野沢雅子さんは81歳ですからねー!
むしろそっちの声の方が、
いつ降板されても不思議ではない気がしますね。
ちなみに同じ子供の声でも、
タラちゃんの声を担当する貴家堂子さんも女性ですが、
コチラも77歳とかなり高齢です。
なのに未だ現役で、
しかも子供の声を出しているってスゴイですよね^^;
(それも番組開始の1969年から担当しているそうですよ!)
さてそんな声優さんたちと比べても、
まだまだ若い方ではないかという印象のある、
矢島晶子さん。
今回降板を決めた理由はというと、
「しんのすけの声」を保つのが難しくなった、
というのが降板の理由とのこと。
そしてキャラクターとしての声を作ることに集中してしまうため、
役を自然に表現しにくくなったということから、
降板を申し入れたそうです。
しかしながらしんちゃんの声を降板しても、
声優としての仕事を続けるそうなので、
とりあえず病気などが理由ではなさそうです。
しかしこういったケースでの降板って、
ちょっと珍しい気がしますが、
それだけ矢島晶子さんが、
声優としてのプロ意識があるからこそ、
この決断に至ったんだと思います。
なんせ大人の女性で子供の、
それも男児の声を演じるってやっぱり大変だったでしょうね。
ちなみに矢島晶子さんの「野原しんのすけ」は、
2018年6月29日の放送が最後となります。
そして7月からの新しい声の担当のついては、
現在調整中とのことなので、
分かり次第追記したいと思います。
【追記】
しんちゃんの新しい声ですが、
2代目は声優の小林由美子さんに決定したと、
2018年6月14日に発表されました。
矢島晶子さんの声のイメージが強すぎて、
最初はとにかくプレッシャーも大きいと思いますが、
どうか頑張って欲しいと思います!
そしてどんな「しんちゃん」になるのか?
今から楽しみです。
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(おまけ)他にもこんなアニメの声が変わっていた!
さて今回矢島晶子さんは、
【クレヨンしんちゃん】の声を降板することになりましたが、
声の降板でよく話題になるのが、
なんといっても、
【サザエさん】の声の交代。
サザエさんのアニメは1969年より放送されており、
先に記載した加藤みどりさんや貴家堂子さんらが、
放映開始当時から声を担当していますが、
割と最近では、
フネの声を長く担当されていた麻生美代子さんが、
現在寺内よりえさんに交代されたことが、
比較的記憶に新しいところです。
また波平役の永井一郎さんに至っては亡くなったことで、
急きょ茶風林さんと交代し、
最初は声に違和感があったものの、
今ではすっかり慣れた感がありますね。
ちなみにワカメやカツオは現在3代目、
そしてマスオさんも実は今2代目ということで、
実は何気に他の声も交代していました。
長寿アニメとなると、
やはりなんらかの事情で声を交代しなきゃならなくなる、
といったことが起きるのは仕方ないことなんですよね。
そこで他に、
どういったアニメの声が変わっているのか?
個人的に最近気になったのが、
いつの間にか・・・
【ルパン三世】のメインキャストの声が変わっていたこと!
特に峰不二子の声が増山江威子さんから、
気付いたらいつの間にか沢城みゆきさんになっていましたw
また石川五右衛門も、
井上真樹夫さんから浪川大輔さんへと交代していますね。
ちなみにルパンや銭型警部については、
担当している声優が亡くなったことでの交代で、
特に現在のルパン・栗田貫一さんについては、
モノマネからそのまま声優として起用されたのではなかったかと、
記憶していますが☆
それにしても声優さんが交代してしまうと、
最初はどうしても違和感を覚えてしまうので、
以前のイメージからなかなか抜け出せないんですよね^^;
なのでルパン役の栗田貫一さんのように、
モノマネでルパンをすでに演じていた人だと、
声が変わってもさほど気にならないのですが、
普通はその声になれるまで、
長い期間がかかってしまいますよね。
なので今回、
矢島晶子さんのしんのすけの声降板を受けて、
次に担当する声優さんはプレッシャーがかかり大変かと思いますが、
どうか頑張ってほしいですね^^