2015年に「家族という病」という本を出し、
ベストセラーとなった作品の作者、
下重暁子さん。
これまでの家族の価値観を否定され、
ご自分の夫のことを「つれあい」と呼んでいる、
といった話が先日、
【ビビット】の「人生シリーズ」のコーナーで紹介されており、
この「家族という病」を読んだ多くの女性から共感を得ていましたね。
その下重暁子さんが【爆報!THEフライデー】に出演される、
ということなので、
改めて下重暁子さんってどんな方なのか?
プロフィールを調べてみたいと思います。
下重暁子、プロフィール
下重 暁子(しもじゅう あきこ)
- 生年月日:1936年5月29日
- 経歴:早稲田大学教育学部国語国文学科 卒業
→1959年NHKに入局
下重暁子さんは野際陽子さんとNHKアナウンサー時代の先輩後輩で、
野際陽子さんは1年先輩になるそうです。
こういった若い頃からのお付き合いされているという、
下重暁子さんと野際陽子さんは、
年齢を重ねても親友同士だったという間柄でした。
こうして見るとお2人とも、
若い頃もとてもキレイですよね^^
さて野際陽子さんはNHKを退職して女優となったのですが、
下重暁子さんも野際陽子さんの後を追うようにNHKを退職されました。
ただし下重暁子さんの場合は、
NHK退職後はフリーアナウンサーとなり、
その後は作家や評論活動をされるようになります。
またそれだけでなく、
下重暁子さんは女子競輪「ガールズケイリン」の復活に力を尽くされており、
2008年から2011年まで、
財団法人JKAの初代会長を務めた時期もありました。
- 出身:栃木県宇都宮
下重暁子さんの父親はかつて軍人であり憧れだった存在だったのですが、
敗戦で職がなくなったことから自暴自棄になり、
母親に暴力を振るうなど・・・
家族がバラバラになってしまうという経験をされてきたそうです。
「私にとって父は一種の憧れでした。それが敗戦により落ちた偶像のようになってしまったことは本当に悲しかった」
「母の耳の鼓膜が破れてしまうこともありました」
「家の中がめちゃくちゃになって、本当にバラバラになって」
「中学生の頃、母を目の前に座らせて、あんたの生き方間違ってると説教しましたよ」
(出典:http://www.tbs.co.jp/hot-jyouhou/201808201456.html)
このようなことを、
先日の【ビビット】で語っていた下重暁子さん。
この時の体験から、
家族を「病」と表現するようになった背景があったようです。
そして【ビビット】では下重暁子さんは、
「血ではなくて心が通い合っていることが家族」だと話していましたが、
話題になっている著書【家族という病】が、
これまでの家族の価値観を覆しているものの、
そのことが逆に多くの人の共感を得ていて話題となりました。
ちなみにコチラの著書。
2018年8月の【ビビット】放送時によると、
60万部の大ヒットとなっているそうです。
下重暁子と盲目の人間国宝との関係は?
ところで【爆報!THEフライデー】に出演される、
下重暁子さん。
【爆報ー】には何度か出演されていますが、
今回の予告によると、
「人間国宝に選ばれた盲目の老婆」
(予告より)
そして、
「差別・貧困」「日本の闇」とありますが・・・
そもそもこの人間国宝と言われたこの女性は誰?なんでしょうか?
調べてみたところこの女性。
「小林ハル」さんという方で、
下重暁子さんはかつて、
小林ハルさんのノンフィクション小説を書かれていました。
それが、
「鋼の女―最後の瞽女・小林ハル」
小林ハルさんは1900年・明治33年に新潟県で生まれ、
2005年に105歳でお亡くなりになっています。
そして小林ハルさんは目が見えなかったそうですが、
生後3か月で失明されたとのこと。
5歳で盲人の芸能者「瞽女(ごぜ)」の修行を始めました。
そして8歳から三味線ひとつで各地を渡り歩いたということですが、
小林ハルさんの芸「瞽女唄」が選択無形文化財となり、
その保持者として小林ハルさんが認定されたことから、
人間国宝と呼ばれてたこともあったそうです。
その小林ハルさんのことについて、
今回の【爆報ー】では取り上げられるようですが、
ウィキペディアなどを拝見すると、
その人生は相当壮絶で・・・
多くの苦難を乗り越えられてこられた人だったようなので、
番組ではどのように紹介されるのか?
注目したいと思います。