かつて2000年代に、
「The Only One」という楽曲でヒットした歌手、
清貴さん。
今から20年近く前のヒット、
ということになるので、
懐かしい!と思う方も多いのではないでしょうか?
その清貴さんが、
2019年5月17日に放送される【爆報!THEフライデー】に出演される、
とのことですが、
そこでどうやら「衝撃告白」されるそうなんですね・・・
清貴さんに一体何があったのか?
プロフィールと合わせてまとめてみました。
≪主な内容≫
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清貴、プロフィール
清貴(きよたか)
- 本名:栗原清貴
- 別名義:KI-YO
- 生年月日:1982年11月22日
- 血液型:B型
- 身長:175cm
- 学歴: 宮城県仙台第二高等学校
- 出身:宮城県仙台市
清貴さんは小さい頃からクラシックピアノをやっていましたが、
元々はサッカー選手を夢見ていた時期があったんだとか。
しかし小学・中学で大手術を行った時、
音楽に救われた経験から、
大好きな音楽の道を志すようになったんだそうです。
そんな清貴さんは、
小学生でなんとマライア・キャリーやセリーヌ・ディオンなどといった、
海外アーティストの歌を聴いていて、
そしてスティービー・ワンダーやホイットニー・ヒューストンといった、
黒人音楽にハマったということなので、
清貴さんの歌の原点というのは、
こういった海外アーティストの影響が強くあるのでしょうね。
また中学生の時にはハードロックにハマり、
アマチュアロックバンドのボーカルなどもやっていた清貴さんですが、
更には尾崎豊さんや松任谷由実さんといった、
日本のシンガーソングライターにも影響を受けたことで、
自分で曲を作るようになったそうです。
そんな学生時代だった清貴さん。
デビューのキッカケですが、
高校在学中に自分で作ったデモテープを送ったことで、
それが音楽関係者の目に止まり、
16歳の時に東芝EMIと契約。
そして2000年・17歳の時、
「No No No」でデビューすると、
全国のFMで注目アーティストとして流される、
「パワープレイ」に17局から選出されたことで注目されました。
さらに3枚目のシングル「The Only One」。
これが40万枚の大ヒットとなり、
全国有線放送大賞の新人賞を受賞!
まさに!
「男性版・宇多田ヒカル」とも言われる存在となった清貴さん。
そのヒット曲の動画をここでご紹介します♪
(YouTubeより)
当時宇多田ヒカルさんの影響もあって流行った、
R&B調の楽曲となっていますが、
4オクターブを持つ歌声と言われているだけあって、
とてもステキな心に響く歌声です^^
ちなみにこの曲は永作博美さん主演のドラマ、
【Pure Soul〜君が僕を忘れても〜】の主題歌にも起用されているので、
清貴さんの曲だとピンと来なくても、
歌は聴いたことある!と言う人も多いのではないかと思います。
こうしてヒット曲を出し、
この先の活躍が期待された清貴さんですが・・・
デビュー当時は好きな音楽を好きなように作って歌うことが出来たのに、
次第にレコード会社からの要求が自分の音楽性と違ってきたことで悩み、
またこれ以外でも、
ご自分自身のある問題を抱えていたことで、
2010年に渡米された清貴さん。
そのアメリカでは無名な存在だったにも関わらず自分の実力で、
ゴスペルの最大イベント「McDonald’s Gospel Festival 2010」と言う大会では、
4万人というオーデションを勝ち抜き、
ハーレム・ジャパニーズ・ゴスペル・クワイヤーのソリストとして出場した結果、
日本人として初の優勝をされ、
また極真空手の全米大会でアメリカ国歌を歌うなど、
アメリカで活躍された清貴さんは、
2015年に帰国して現在は日本で活動をされています。
(YouTubeより)※コチラはアメリカでの活動をまとめた動画です
ちなみにアメリカ在住の時に清貴さんは、
【THEカラオケ★バトル】に出場し、
その時英語で、
「Let It Go〜ありのままで〜」を披露されたのですが、
言われてみればその当時、
清貴さんのその歌の上手さが話題になっていた気がしますね。
清貴はLGBTをカミングアウト?
ところで清貴さんと言えば2015年。
ご自身が「LGBT」・・・いわゆる、
「ゲイ」であることをカミングアウトされていますが、
そのことをカミングアウトされるまでの間、
とても悩み苦しまれたことと思います。
清貴さんは小学校高学年の時から、
自分が他の男子とは違うことに気付き、
そして自分がゲイであることを確信したのが、
中学高校の時だったということなので、
デビューした時は既に自覚されていた、
ということになります。
ですが・・・
今でこそ多くの方がカミングアウトされていますが、
清貴さんがデビューした頃はまだ、
そういった方々のことを偏見の目で見られていた時代、
ということもあって、
ご自分がLGBTということについては、
ずっと隠していたそうです。
※LGBTとは?
LGBTとは、Lesbian(レズビアン、女性同性愛者)、Gay(ゲイ、男性同性愛者)、Bisexual(バイセクシュアル、両性愛者)、Transgender(トランスジェンダー、性別越境者)の頭文字をとった単語で、セクシュアル・マイノリティ(性的少数者)の総称のひとつです。
(出典:https://tokyorainbowpride.com/lgbt/)
好きな女性のタイプを聞かれるたびに、
嘘をつかないといけない、
かといって本当のことを言えば、
歌手としてやっていけなくなるのではー
そういった悩みや不安で、
曲が大ヒットしてしばらくたった後、
1年間くらい音楽から離れていた時期があったのだとか。
そして清貴さんはその後渡米され、
2015年に日本に帰国されるのですが、
まだアメリカで活動している頃、
MISIAさんが所属する事務所の方に誘われたのですが、
その時清貴さんにゲイであることをカミングアウトして、
同じ悩みを持つ方々のための活動をしたらと提案されたことがキッカケで、
清貴さんは再び日本で活動することになり、
「横浜レインボーフェスタLGBT2015」に出演した時、
ご自分がゲイであることをカミングアウトされました。
今でこそ少しずつ理解されつつある、
LGBTですが、
こういった有名人の方がカミングアウトされることで、
同じ悩みを持つ方々の励みにもなるし、
また他の方への理解にも繋がっているんだと思います。
清貴、現在の活動は?
さて日本に帰国し、
再び音楽活動をされている清貴さん。
#テレビ朝日 新番組『#音楽チャンプ 』観て下さった方、本当にありがとうございました!
たくさんの方々に僕の歌を聴いて頂いて嬉しかったです。懐かしの映像も流れました。ちょっと恥ずかしい🙀#清貴 #TheOnlyOne #NoNoNo #Mステ #初登場 #18歳 #高校生 pic.twitter.com/4kQSQFDMGR— 清貴 / KIYOTAKA (@Kiyosound) 2017年10月9日
音楽活動だけでなく、
こういったバラエティ番組にも出演されています。
またLGBT関連のイベントにも出演され、
2019年9月には、
LGBTカミングアウト・フォト・プロジェクトである、
「OUT IN JAPAN」という大型写真展を石川県金沢市で行い、
ここで清貴さんの新曲「虹の向こうへ」が使われるそうです。
2000人のLGBTカミングアウト写真展「OUT IN JAPAN」、金沢21世紀美術館にて9月7日から開催決定!アーティスト清貴の新曲「虹の向こうへ」とコラボし、活動記録メッセ … https://t.co/Esg5DTrMFF @PRTIMES_JPより
— 清貴 / KIYOTAKA (@Kiyosound) 2019年5月14日
そして今回出演される【爆報ー】では、
清貴さんがかつて悩み苦しんできたことを番組で告白される、
ということなので、
今・・・誰にも言えずに、
同じ悩みを持っている方にとって、
清貴さんの存在は明るい希望となるのではないでしょうか。
また清貴さんの番組出演で、
LGBTに対する考え方が変わってくるかもしれませんね。
番組の内容にも注目しつつ、
そして清貴さんのこれからの活動を、
応援したいと思います!!