宮崎といえば・・・実は高級食材「キャビア」が作られていることでも、
ちょっと有名で、
そのためチョウザメの養殖なども行われているわけですがー
宮崎市内を流れる1級河川・大淀川でなんと!
そのチョウザメが釣れていることで今話題になっています!?
宮崎市の川でチョウザメが釣れた!
先日話題になっている、
宮崎市内を流れる大淀川でチョウザメが釣れたという話題。
このチョウザメは、
「シベリアチョウザメ」という種類の魚で、
『サメ』というものの、
実は淡水魚。
海にいるサメとは違う種類の魚なんだとか。
(画像出典:MRT)
チョウ「ザメ」という名称はその形状がサメに似ている事からついたものであるものの、実際にはチョウザメは硬骨魚類に属する為、軟骨魚類に属するサメとは系統が大きく異なる。
(ウィキペディア)
シベリアチョウザメとは?
シベリアチョウザメはその名のとおり、
ロシアに生息するチョウザメの仲間。
チョウザメといえばなんといっても!
高級食材「キャビア」ですが、
キャビアはチョウザメの卵の塩漬け。
このチョウザメからあのキャビアが作られるわけですが、
それがなぜ、
ロシアに生息しているチョウザメが大淀川で釣れたのでしょうか?
宮崎はチョウザメ飼育数日本一
実は宮崎ではチョウザメの飼育が盛んで、
その飼育数は日本一とも言われていますが、
チョウザメの飼育を行っている場所というのが、
宮崎市から西の方にある小林市。
ここにチョウザメの養殖場があることでも有名なんですね。
この小林市は名水100選に選ばれるくらい水のキレイな場所で、
チョウザメの繁殖に適した水温であることから養殖が行われており、
ここから国産キャビアを作っているのですが、
実は魚そのものも捨てる部分がないくらい美味しい魚と言われており、
地元の調理学校でチョウザメの実習が行われいるという話があります。
実は筆者。
このチョウザメ食べたことないのですが、
こう聞くと食べてみたいなーって思いますね♪
釣れたチョウザメは養殖と種類は同じ?
ところで今回大淀川で釣れたチョウザメ。
小林市で養殖されているものと種類は同じなんでしょうか?
情報番組で拝見したところ、
小林市で養殖しているチョウザメと同じ、
「シベリアチョウザメ」と種類は同じだと話していましたが、
養殖場で飼育しているものと同じとは断定してはいませんでしたね。
ですが元々宮崎の河川にいるはずのないチョウザメが釣れた、
ということは・・・
大雨とか何らかの原因で河川に入り込んだ可能性も否定できないのかな、
と思いますね。
シベリアチョウザメ、生態系への影響は?
それにしても元々宮崎にいないはずの魚がいた、
ということは・・・
ビックリするのと同時に、
生態系の面でも大丈夫なのかというのも気になるところですね。
今回見つかったチョウザメは、
生まれてから3年以上経ったシベリアチョウザメなんですが、
県によると、
エサとなるエビやカニなどの生物に影響があるという情報がない
(Yahoo!ニュース)
こういったことから「繁殖する可能性は低い」とみられ、
駆除する予定はないとしていますし、
確かにロシアに生息しているというだけあって、
宮崎の河川がチョウザメには適しないような気もしますよね?
とはいえ。
元々そこにいない魚が生息しているということは、
もしかしたらいずれ何かしらの影響が出てしまうのでは?
素人だからこそつい、
そう考えてしまいますね・・・
幸いにもシベリアチョウザメは捨てるところがないくらい美味しい魚、
という話なので、
これはぜひ釣り人に頑張ってもらって、
沢山釣り上げてみんなで美味しくいただくのが一番かも?
しれません^^