チームで勝ち取った金メダルを、表敬訪問先で市長に噛まれた問題で、この金メダルが新しいものに交換されることになったわけですが、
いくら新しいメダルと交換できるとはいえ、チームで勝ち取ったものとは違うものになるということから、これもまた複雑な感じがしますよね・・・
ところでこの金メダルの交換費用については、メダルを噛んだ本人に請求されることになったわけですが、
そういえば金メダルの金額、交換にかかる費用ってどのくらいなんでしょうか(・・?
気になったので調べてみたいと思います。
- オリンピックメダルの素材や金額ってどのくらい?
- 河村市長が負担する金メダルの交換費用はどのくらいの金額になりそう?
オリンピックメダルの素材や金額ってどのくらい?
まずはオリンピックのメダルってそれぞれどんな材料で出来ているのかというと、ザックリ言ってこんな風になっているみたいですね。
- 金メダル:材質は銀で表面に金メッキ
- 銀メダル:材質は銀
- 銅メダル:銀をまぜた銅合金が一般的
そして1個のメダルに最小限必要な材料というのを見たところ、
- 金メダル:金6g・銀370g・銅24g
- 銀メダル:銀370g・銅30g
- 銅メダル:銅388g
※参考:http://www.env.go.jp/recycle/mat08-03-02.pdf
このようになっているみたいですね。
それにしても金メダルって純金なのかと思いきや、金メッキでしかも銀が多く使われているんですねー!
全て純金ではないんだ・・・^^;
ちなみにオリンピック憲章によると、メダルについてこんな記載があるようですね。
オリンピック憲章(Olympic Charter)』の規則70 付属細則 2-2 より
メダルは、少なくとも直径60ミリ、厚さ3ミリでなければならない。1位及び2位のメダルは銀製で、少なくとも純度1000分の925であるものでなければならない。また、1位のメダルは少なくとも6グラムの純金で金張り(又はメッキ)が施されていなければならない。
(出典:キングパーツ株式会社)
ということは、金メダルには必ず6gの純金は入っていないといけない、という決まりがあることから、
今回のオリンピックでも金メダルには6gの純金が入っているということになるんですね〜!
それではそれぞれのメダルってどのくらいの金額になるのか?
単純に金属の価値で計算した場合として、こんな金額が出されていました。
- 金メダル:約9万7500円
- 銀メダル:約5万5000円
- 銅メダル:約430円
こういったことからも、当然ですが純金が含まれている金メダルって、金属の値段で換算しても断トツ高いことが分かります。
河村市長が負担する金メダルの交換費用はどのくらいの金額になりそう?
ですがこれはあくまで、金属としての価値で試算した価格なので、実際に名古屋市長が負担する金メダルの交換費用ってどのくらいになるのか?
気になるところですよね・・・
その交換費用について調べてみたところ、流石にその値段って言うのは分かりませんが、
金メダルの金額がおおよそ10万円弱というのって、これはあくまで金属としての値段なので、
金属以外の部分はもちろん、それに運送料や手数料のようなものが含まれたら・・・これは間違いなく10万円は軽く超えるのではないかと思われます!?
やらなきゃよかったのに…
後藤投手自身、当初は新しいメダルとの交換については辞退する考えだったということですが、確かに「噛まれたから新しいものに交換すればいい」という単純なものではないですよね・・・
ましてやこのメダルというのは、値段には替えられない、自分だけの付加価値があるわけですから、
金属としては約10万円くらいかもしれませんが、本人にとってはお金には換算できないくらいの価値があるものなので、
こうした浅はかな行為で、台無しにしてもらいたくないものですね。