今季よりJ3宮崎(テゲバジャーロ宮崎)に移籍し活躍していたサッカー選手・工藤壮人さんがお亡くなりになったと報道されていますが、
工藤壮人さん・・・まだ32歳と大変お若くて、今後の活躍も期待されていたと思いますし、まだ小さいお子さんもいらっしゃるという話もあることから、突然の訃報は本当に辛く残念に思います。
心よりご冥福をお祈り申し上げます。
その工藤壮人さんの命を奪った病気というのが「水頭症」という病気で、10月上旬に体調不良を訴えて、入院→手術を受けて療養していたということなんですが、それが1か月も経たないうちにこんなに急激に悪くなるとは・・・
- 水頭症って発症したら、命にかかわる病気なの?
- そもそも水頭症が発症する要因ってなんなのか?
あまりにも若く、そして急激に悪くなってお亡くなりになった原因・水頭症って一体どんな病気なのか?
専門的なことは分かりませんが、調べて簡単にまとめてみたいと思います。
サッカー選手工藤壮人さんが死去…所属クラブのコメントは?
【訃報】元日本代表FW・工藤壮人さんが死去 32歳https://t.co/TGTEjSyb3M
サッカーJ3「テゲバジャーロ宮崎」の工藤壮人氏が死去したことを同クラブの公式サイトが発表。「葬儀等の対応につきましては、ご親族や関係各所と協議の上、改めてご報告いたします」とした。
— ライブドアニュース (@livedoornews) October 21, 2022
32歳という若さでお亡くなりになった、工藤壮人さん。
工藤壮人さんは東京都足立区の出身なんですが、柏レイソルなど日本国内のクラブや海外でも活躍、日本代表にも選ばれたことのある選手で、
そして2022年1月に宮崎唯一のクラブ「テゲバジャーロ宮崎」に移籍したばかりということから、これから宮崎での活躍が期待されていただけに、
こんなに早くお亡くなりになるとは・・・本当に残念です。
※コチラは「テゲバジャーロ宮崎」のコメントです。
現在、ホームページにアクセスが集中しており、アクセスがしづらくなっております。
リリース内容につきましては、こちらの画像からご確認ください。
皆様にはご迷惑をおかけしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。#テゲバ pic.twitter.com/IEXtgOFei2
— テゲバジャーロ宮崎【公式】 (@55tegevajaro) October 21, 2022
工藤壮人の死因・水頭症ってどうやって発症する?致死率って高いの?
マジか…
それほど大柄ではないが、フィジカル強くて闘えて、インテリジェンスも高い選手だった。
情報少ないけど、外傷に伴う急性の水頭症てことなんかな…水頭症で入院のサッカー元日本代表FW工藤壮人さんが死去 J3宮崎が発表(デイリースポーツ)#Yahooニュースhttps://t.co/0L5OdN16Vu
— ロンP (@JamesRoonP) October 21, 2022
ところで工藤壮人さんが亡くなった原因となった病気・水頭症ですが、一体どんな時に発症するのでしょうか?
そもそも水頭症とはどんな病気なのか?
岡山市立市民病院のHPに、分かりやすく説明があったので、コチラを引用させていただきました。
水頭症とは、どのような病気なのでしょうか?
水頭症は、文字通り頭に水がたまる病気と考えられています。
頭に水がたまると、特徴的な3つの症状が現れます。うまく歩けない「歩行障害」、ぼーっとして口数が少なくなる「認知症」、排尿に失敗する「尿失禁」の3症状です。
(岡山市立市民病院HPより引用)
なるほど・・・その文字どおり、「頭に水がたまる病気」なんですね。
そして工藤壮人さんはこの病気が分かるキッカケとなったのが、練習時間外の時に体調不良を訴えたことからこの病気が見つかったとあるわけですが、病気が発症する要因って何かあるのでしょうか?
水頭症になりやすい人には、どのような特徴があるのでしょうか?
水頭症の中には、「脳出血」や「くも膜下出血」になったことがある方が徐々に症状が現れて気づく場合もありますが、原因不明の特発性正常圧水頭症という病気もあります。
特発性正常圧水頭症は、70歳以上の年配の方に発症しやすいことがわかっています。そのため、老化現象と思い込み、治療の機会を失っている可能性があります。
(岡山市立市民病院HPより引用)
原因不明の「特発性正常圧水頭症」というのは高齢者に多いとありますが、工藤壮人さんの場合はどうなんでしょうね?
元日本代表FW工藤壮人さんが死去 32歳 水頭症の診断、集中治療室での治療も及ばず J3宮崎が発表
この方、おばあちゃんの亡くなった時と全く同じ亡くなり方😭
びっくりした。 https://t.co/iHYC0d0dlY— ペコちゃん (@tomooooko0626) October 21, 2022
サッカーというとヘディングとかのイメージがあるので、長年そういった激しいプレイをしていたことから、実は脳出血を起こしていた!?なんて想像してしまいますが、
実際のところ何が原因で水頭症を発症したのか?ということについては、公式な発表がみあたらず、分かっていませんし、もしサッカーのプレイが要因のひとつだとしても、多くの選手が元気に活躍していることから見ても、こういうことは稀なことなのかもしれませんね。
また水頭症って発症したら治らない病気なのか?致死率が高いのか?というのも気になりますが、
水頭症は手術で症状が改善できる病気なのですね。
症状の改善には、適切な診断と確実な治療、親身で長期的な診察が重要です。
(岡山市立市民病院HPより引用)
このように書いてあることから、大体は手術などの治療で改善できる病気だということのようですが、ただ脳の病気ということもあるので、何が起こるかわからない、というのもあるのでしょうね。
水頭症患者の寿命は?
水頭症はシャント術によって機能改善が見られることが多いのですが、中には水頭症で亡くなる方もいます。無治療で経過した場合やシャント術の効果がおもわしくない場合は、その影響により死に至りますが、治療が効果的であれば十分な時間を生きることができます。つまり、水頭症患者の寿命はもともとの病気と、シャント術の効果の程度によって決まるため、一概に寿命を言うことはできません。
(AskDoctorsより引用)
こういったことから察して、工藤壮人さんの場合は運悪く、術後の経過が思わしくなかったのでしょうか・・・
まだまだ活躍が期待される、若い方が亡くなるのは本当に残念で辛いニュースですが、テゲバジャーロ宮崎にはこれから、工藤壮人さん分まで活躍し頑張ってほしいと思います!