人気漫画のドラマ化を巡った問題から、かつてドラマ化や映画化された漫画作品についても話題になっている今日この頃。
【海猿】で有名の、漫画家・佐藤秀峰さんのコメントが注目を集めていますね。
その内容というのが、【海猿】が映像化された時の自身の経験についてnoteへ投稿したことに対して、【海猿】で主演だった伊藤英明さんがこの投稿内容についてSNSでコメントをしたのですが、そのコメントの内容に対して、佐藤秀峰さんが疑問に思っていることがあるとか…
というのが、
伊藤英明さんが20年前(2005年)に撮影現場で佐藤秀峰さんと会って、直筆サイン入り原画をもらったと話していることに対し、佐藤秀峰さんは撮影現場に行ったのは2011年または2012年の1度きりと話していることから、
- 2005年に伊藤英明さんへ佐藤秀峰さんの直筆サイン入りの原画を渡したのは誰なのか?
コチラについて考えてみたいと思います。
佐藤秀峰の投稿と伊藤英明のコメントについて
『海猿』原作者、伊藤英明の対応に「自分の未熟さ」も疑問…記憶合わず「一体誰だったのでしょうか」 https://t.co/KHSV5aLfmo
俳優・伊藤英明の反応に「自分の未熟さを恥じ入るばかり」とした上で、同時に自身の記憶との違いを明らかにし、原作者の立場について再度メッセージを発信した。
— 産経ニュース (@Sankei_news) February 11, 2024
まずはコチラが、今回「謎」となっている【海猿】原作者・佐藤秀峰さんの投稿と、主演を務めた伊藤英明さんの出したコメントとの食い違いについて。
簡単に今回の経緯をまとめるとー
- 【セクシー田中さん】の問題で佐藤秀峰さんが自身の経験をnoteに投稿し反響を呼んだ
- この投稿を読んだ伊藤英明さんがSNSでコメント「20年前にいただいた原画を今も大切にしています」
- ところがこの原画の日付が「2005年」となっていることから、佐藤秀峰さんはこの時現場に行っておらず、実際に行ったのは2012年か2011年の一度きりだと話している
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佐藤氏は「伊藤さんの大人な対応に、自分の未熟さを恥じ入るばかりです」と記しながらも、「ところで、イラストに書かれた日付を見ると2005年となっています」と指摘した。そして、「僕が撮影現場を訪れたのは2012年(もしくは2011年?)の一度きりです。2005年に伊藤さんが会ったという『佐藤先生』とは、一体誰だったのでしょうか」
(Yahoo!ニュースより)
伊藤英明さんは「佐藤先生」から原画を頂いた日については書いていませんが、投稿と一緒に貼った画像には「2005・夏」と書いてある…
これに対し、佐藤秀峰さんは「撮影現場を訪れたのは2012年(もしくは2011年?)」と書いてあるとのことなので、じゃあ伊藤英明さんは一体誰からこの直筆原画をもらったのか??
これは確かに、ちょっとしたミステリーなんじゃないでしょうか…
2005年に伊藤英明は誰から佐藤秀峰の直筆サイン入り原画をもらったの?SNSから考察してみた
では伊藤英明さんが実際に、誰から佐藤秀峰さんの直筆サイン入り原画をもらったのか?
伊藤英明さんはSNSで、
現場に出向いて下さり佐藤先生に頂いた
こう書いてあることから、佐藤秀峰さんがこの時撮影現場に出向きこの原画を渡したと記憶しているようですが、佐藤秀峰さん自身がこの時は撮影現場に行ったことないと話しているので、じゃあ誰が伊藤英明さんと会ってこの原画を渡したのか?ということになりますよね。
そこでSNSではどんな意見が見られるのか?調べてみたところー
- 実際に2005年の時に来ていたのが「原案者」の方で、この人が佐藤秀峰さんの直筆原画を渡したのでは?
面白いww
まー、リプや引用にザッと目を通したところ、大方、現場にいらしたのは原案の小森先生で、原作の佐藤先生のサインを渡したのは小学館の担当編集者なんじゃないの。で、その2つの記憶が伊藤英明サンの中でミックスされたと。海猿が原案と原作と2人の先生がいるから混同するのも仕方ないかと。 https://t.co/Ll0xsLYYPb— 指南役 (@cynanyc) February 11, 2024
なるほど…【海猿】という作品には『原案者』というのがいる、ということなんでしょうか?
そこで2005年に撮影があったと思われる【海猿】実写版について調べてみたところ、2005年夏はフジテレビ版のドラマ制作中だったようですが、その前年の2004年に【海猿】の最初の映画が公開されており、その原案者の名前に『小森陽一』とあるのでさらに調べてみると、
確かに作者は佐藤秀峰さんですが、「原案・取材」は小森陽一さんとなっており、映画版にも小森陽一さんの名前があることから、もしかしたら2005年の撮影現場に来たのは原案者の小森陽一さんで、それを伊藤英明さんが原作者の佐藤秀峰さんと勘違いしてるのでは?
もしかすると原案の小森陽一さんという方が原画を持って行って 伊藤英明さんに挨拶し 伊藤さんは小森さんを佐藤秀峰さんだと勘違いしたのではないか?という説も一部で浮上しています pic.twitter.com/GxIX5vxjlS
— パナマ文書 (@Panamabunsyo) February 11, 2024
そして直筆サイン原画も、佐藤秀峰さんから預かっていたものを小森陽一さんもしくはその関係者とかが渡したことで、余計に勘違いしてしまった?
そんな説がみられましたが…
多分これと勘違いしてるな。海猿の「原案者」である小森と「原作者」の佐藤を間違えてる。おそらく、小森が佐藤のサインを手土産に持っていった。
“『252 生存者あり』伊藤英明 単独インタビュー|シネマトゥデイ” https://t.co/I8navlkgt8 pic.twitter.com/EOHdJnqGYA
— zapa (@zapa) February 11, 2024
原作漫画家が勘違いしていないならば、原案者かプロデューサーが原作漫画家のサインを持っていって伊藤英明に渡したというのが矛盾がない。
原作漫画家もこれだけ大きなサインなら作ったこと覚えていてもおかしくないんだけどな。 https://t.co/9PLeMtopIr— ムスカリン@DQX (@muscarine_dqx) February 11, 2024
佐藤秀峰さんの話の方が本当なら、この説が一番有力な気がします。
あと実は佐藤秀峰さんの偽物が現れた!?なんていうことも考えてみましたが(汗)撮影現場に、簡単に偽物が出入りして、なおかつこんなガチな直筆サイン原画を持ってくるとも思えないので…
そう考えたらやっぱり、伊藤英明さんが当時、『原案者』の小森陽一さんのことを、『原作者』の佐藤秀峰さんと勘違いしたのではないかって思うのですが…どうなんでしょうね?
20年前の話とは言え「2005年に伊藤英明さんが会って直筆サイン原画を渡した人物」というのは存在するはずなので、その本人が今後何らかのコメント出すのか?注目したいところです。