かつてNHK教育テレビで放送されていた【できるかな】で、着ぬぐるみの『ゴンタくん』と一緒に番組に出ていた『のっぽさん』がお亡くなりなった、というニュースが入ってきましたが、
のっぽさん・・・2022年の9月にすでにお亡くなりになっていたそうなんですが、年齢が88歳だったということなので、
幼少期によく見ていた方だけに、懐かしいのと同時に、のっぽさんってもうそんなおじいちゃんだったのか・・・と、思ってしまいました。
ご冥福をお祈り申し上げます。
さてのっぽさんといえば、【できるかな】の番組内では全く喋らずジェスチャーのみで工作していただけあって、なんだか不思議な人だなっていうイメージがありましたが、
この番組の最終回でのっぽさんが喋った!?という話があることから、実際どんな声で何を喋ったのか?リアルタイムで実際の映像を見たことなかったので、
- のっぽさんが【できるかな】の最終回で声を出してしゃべった動画
こちらを見てみたいと思います。
のっぽさんの本名や身長は何センチ?プロフィールについて
【追悼】高見のっぽさん死去、NHKがコメント発表https://t.co/LC1VSg3XDS
NHKは「多くの方々の心に残る活躍をしていただきました。あたらめてお悔やみ申し上げます」とした。高見さんは亡くなったことを半年以上伏せるよう望んでおり、持病などはなく「風のように旅立った」という。 pic.twitter.com/clsnsVh3Nu
— ライブドアニュース (@livedoornews) May 10, 2023
まずは「のっぽさん」こと、高見のっぽさんのプロフィールについて、簡単にまとめてみました。
高見 のっぽ(たかみ のっぽ)
- 本名:高見 嘉明(たかみ よしあき)
- 前の芸名:高見 映(たかみ えい)
- 生年月日:1934年5月10日 –
※2022年9月10日 没 - 学歴:東京都立立川高等学校
- 京都府京都市右京区
- 父親は芸人だった
高見のっぽさんは芸人だった父親の影響もあって、高校卒業後ダンサーとして活動していましたがなかなか売れず・・・
そんなときにNHKのプロデューサーに気に入れられたことがキッカケとなって、NHKの番組に呼ばれるようになり、
1970年に始まった番組【なにしてあそぼう】のレギュラーとして出演。
この番組の終了で次に始まった番組【できるかな】では、当初のっぽさんはレギュラーではなかったものの、のっぽさん・・・よほど人気があったのか、視聴者の要望で1年後に再びのっぽさんがレギュラー出演することになったというのだから、
のっぽさんのキャラが、当時の子供たちの心を強くつかんでいたことが伺えますね!!
ちなみに、【できるかな】の前身番組【なにしてあそぼう】に出演していた当時、のっぽさんは32歳だったそうですが、
この時が1967年で、【できるかな】放送開始が1970年。そして最終回が1990年ということから、のっぽさんはこれらの番組に、30代〜50代半ばまで出演していたことになる、ということなんですね!?
のっぽさん、喋らないというキャラのせいもあってか、見た目もちょっと年齢不詳な感じだった記憶がありますね〜
のっぽさんの身長はどのくらい?
のっぽさんの戦争体験
防空壕の中で焼夷弾の音を聞いた
あの恐怖は忘れられない
大人に騙されていた事に気づいたのは終戦後だった。
終戦後に教師の恥ずかしげの無い変わり様に腹が立った子供を騙して利用しちゃいけん
思いやる心を持ちましょう#のっぽさんpic.twitter.com/aUzTGCQnHj— 🐰Monami🌼お花を大切に🍥 (@harmonymellchan) May 10, 2023
ちなみに「のっぽさん」という愛称から、のっぽさんは高身長ということが分かりますが、実際のところ何センチだったのか?
調べたところ『181cm』だったそうなので、意外と思っていたより高くないような・・・(・・?
今では高身長というと、190cmくらいを指すような気がしますが、
当時の日本人の身長を考えたら、180cm超えると『のっぽ』という表現がピッタリなくらいの高身長だったのかもしれませんね。
のっぽさんが【できるかな】最終回でしゃべった動画が見たい!どんな声をしているの?
【訃報】高見のっぽさん死去
NHK教育テレビの番組「できるかな」で「ノッポさん」として長く親しまれた俳優の高見のっぽさんが心不全のため88歳で亡くなりました
動画は1990年に放送の「できるかな」最終回、ノッポさんが番組内でしゃべった貴重なシーンですhttps://t.co/I52ricIhPV#nhk_video pic.twitter.com/Q5F72NFx6y
— NHKニュース (@nhk_news) May 10, 2023
ところでコチラのNHKの公式ツイートに、なんと!のっぽさんが【できるかな】最終回でしゃべった動画が貼られており、話題になっていますが、
のっぽさん、こうして喋ると普通のオジサンですが、聞き取りやすいいい声しているなって思いますね^^
でも今までサイレントでやっていただけに、この『しゃべっちゃった』という声を初めて聞いたときは違和感あっただろうなーなんて考えてしまいましたが☆
それにしても、なぜのっぽさんはこの番組内では『しゃべらない』キャラだったのでしょうか?
のっぽさんはなぜ「できるかな」でしゃべらなかったの?
【訃報】「できるかな」の高見のっぽさん死去
NHKの「できるかな」で「ノッポさん」役として長く活動していた高見のっぽさんが心不全のため88歳で亡くなったようです
この、できるかな最終回は、20年間無言だったのっぽさんが唯一言葉を発した伝説の回です。
— 激バズ2nd (@nethistorybot) May 10, 2023
番組に最終回で初めて声を出したのっぽさん。
それまではいっさいしゃべったことがなかったわけですが、なぜそういうキャラ設定で出演されていたのでしょうか?
全く声を出さないキャラだっただけに、子供心ながらある意味謎めいた存在だったのっぽさんでしたが・・・
その理由についてコチラにニュースサイトに書いてありました。
父はチャップリンのものまねを得意としたチャーリー高見。ノッポさんもサイレント映画時代に名声を博したチャップリンの影響を受けており、NHK関係者によれば、工作の動きを強調するためにしゃべらないスタイルにしたという。トレードマークは緑色のチューリップハットで相棒はキャラクターのゴン太くん。90年3月の最終回でノッポさんが「あ~しゃべっちゃった」と初めて話した場面は伝説化した。周囲には「最後はどうしてもしゃべりたかった。こんないい声の持ち主だって知ってもらいたいっていうのもあった」とちゃめっ気たっぷりに話していた。
(Yahoo!ニュースより)
なるほど・・・サイレントぶりは「チャップリン」の影響で、それにプラスして「工作の動きを強調」するためにあえてしゃべらないキャラでやっていた、ということなんですね。
だからこそ、この番組自体もですが「のっぽさん」というキャラ自体、子供心ながら印象深く残っている人も多いんだろうなって思いますね。