岡山県倉敷市福田町で大型ヘビ「ボールパイソン」が脱走したことが話題になっており、しかもまだ捕まっていないことから近隣の方々にとっては心配ですよね・・・
とりあえず毒はないヘビということなので、万が一噛まれても心配はなさそうですが、小さい子供やまたはペットなどを襲う可能性というのも気になるところ。
なんせ体長2メートルもあるという話から、その大きさって成人男性の平均身長よりも大きいわけですから、相当大きなヘビが脱走しているので、一体どんなヘビなのか?調べてみたいと思います。
ボールパイソンってどんなヘビ?
まずはボールパイソンという、今回脱走したヘビ。
「ニシキヘビ属」として分類されているヘビということなんですが、ペット用で飼育されていることからどうやら外国・主にアフリカ大陸に分布されているヘビらしく、夜行性で草原やサバンナだったり農耕地の周辺や開けた森林にいるヘビなんだとか。
その一方で、ペットで飼育する愛好家も多いようですが、
ヘビというと、苦手な人にとっては襲われるのでは?噛まれてケガするのではというところが気になりますよね・・・
そこでこのヘビの生態について調べてみたところ、どうやら滅多なことでは積極的に攻撃はしない、おとなしい性格のヘビようなので、ヘビを飼育する初心者の方にとって特に人気の高いヘビなんだとか。
とはいえ、安易に近づいたり威嚇しないよう喚起されていることから、環境の変化で普段はおとなしい性格のヘビでも、巻き付いたり噛みついたりと、どんな行動をとるか分からないので・・・万が一見つけてもむやみに触らず、注意が必要だと言えそうですね。
※ちなみにコチラはボールパイソンの魅力についての動画。ヘビ愛好家にとっても人気が高いことが分かります。
ボールパイソンは肉食?人やペット襲うことはないの?
普段はおとなしい性格ということで知られているボールパイソンなので、こっちから何か仕掛けなければ、よほどなことがない限り人が襲われることはなさそうですが、
とはいえ人だけでなく、自分が飼っているペットが襲われる可能性はないのか?というのも気になりますよね。
なんせ体長2メートルもあるのだから、小動物が襲われる可能性はないのかも心配なところ・・・
そこでボールパイソンはどんなものを食べるのか調べてみたところ、どうもボールパイソンは肉食で小型の哺乳類を食するらしく、ペット用で飼育する場合「冷凍のマウス」を餌にするとのこと。
なので脱走した付近の方でハムスターなどを飼っている人は、注意された方が良さそうな気がしますね。
ボールパイソンはどれくらいの速さで移動する?行動範囲やどこに逃げた?
ところで4月15日に脱走し、17日に届け出を出した時点でまだ見つかっていなかった大型のヘビ・ボールパイソンですが、
約3日も経って見つからないということは・・・どこか遠くに行ってしまったのか?
そもそもヘビってどれくらいの速度で移動するのか?気になるところ。
そこでヘビの移動速度について調べてみたところ、ニシキヘビだと秒速「2.52m」という話がありましたが、これって錦鯉が泳ぐ速さくらいで、人間が歩くスピードよりは速いようです。
ただしヘビの行動範囲と、この移動速度が一致するわけではない気がしますし、4月とは言えまだ肌寒いこの季節・・・
バールパイソンの生息地がアフリカで、適温が28度から33度という話があることから考えたら、もしかしたら一定の温度で暖かい建物の中でじっとしている可能性もありそうですね。
しかも夜行性という話ではあるものの、夜の方が断然寒いので、どこかにひっそり潜んでいそうな?そんな気がしますね。
こういったことからバールパイソンは大型ヘビとはいえ、こちらから何もしない限り襲われる可能性はなさそうですが、暖かい室内で小型ペットを飼っている人は、家の中にヘビが侵入されないような注意が必要なのかもしれません。
近隣の住民の方々にとって、大型ヘビの脱走は不安だと思いますが、それと共に飼い主の方もヘビの行方をとても心配していることでしょうから、
なんの被害もなく、ヘビが無事に生きて見つかることを願っています。