京都新聞の記事によると、
【ウーパールーパー】の愛称でしられている、
メキシコサンショウウオという生き物が、
滋賀県大津市の河川で発見されたそうです。
可愛らしい姿でかつて、
CMなどでも人気になった、
この両生類の生き物ですが、
もちろん、
日本には生息しない生き物であり、
ペットとして飼っていた個体が、
放流されたのではないか?
とのこと。
となると・・・
生態系に影響を与える可能性があるので、
絶対にやってはいけないことですよね?
最近特に、
ペットとして飼っていた生き物を捨てることにより、
その個体が繁殖して問題になっています。
その中でもよく目にするのが、
亀(カメ)
池や川などにいる亀のほとんどは、
日本に昔からいる亀ではなく、
ペットとして飼われていたものが住み着いて、
繁殖してしまたものがほとんどで、
中には凶暴な性質を持つ亀もいることで、
大きな問題になっています。
そこで今回は、
ウーパールーパーが川で発見されたことで、
亀などの外来種問題について、
少し触れてみたいと思います。
主な内容
☆1ページ目
・ウーパールーパーってどんな生き物?
ウーパールーパー人気のキッカケは?
(キッカケとなった懐かしい動画あり!)
☆2ページ目
・外来種問題について
・現在よく見かける亀の正体は?
ウーパールーパーってどんな生き物?
まず初めに、
今回発見された【ウーパールーパー】について、
調べてみました!
ウーパールーパーという名前は、
流通名だそうで、
本当の名前は、
【メキシコサラマンダー】
ピンク色のイメージしかなかったですww
メキシコという名の通り、
原産地はメキシコ。
ソチミルコ湖という湖とその周辺に生息する、
メキシコの固有種ということです。
トラフサンショウウオ科という、
両生類に属し、
全長は10~25cm。
メスよりオスの方が体が大きく、
メスは大きいものでも最大21cmくらい。
今回発見されたウーパールーパーは18cm。
メスの可能性が高いのかなって気がします・・・?
ちなみに生息するメキシコでは、
土地開発による自然破壊などによって、
生息数は激減しており、
そのため絶滅危惧種ということで、
国際的な商取引は規制されているため、
日本では、
国内での飼育下での繁殖個体が流通しているそうです。
ペットショップで見かけるものは、
販売用に飼育して繁殖させている、
ということのようですね?
ウーパールーパーの人気のキッカケは?
そしてその見た目の愛らしさからか?
1985年に【日清焼そばUFO】のCMで人気となり、
キャラクター化されアニメになり・・・
尾崎亜美さん楽曲のキャラクターソングも、
リリースされています。
(出典:YouTubeより)
両生類とは思えない!?
この愛らしい顔ww
CMの影響で、
一躍人気となったウーパールーパーは、
現在もペットショップでよく見かけます。
また意外にも飼育しやすいこともあって、
CMから30年経った今でも、
人気ある生き物となっているのでしょうね。
しかし・・・
安易に飼えてしまい、
また寿命も長いこともあってなのか?
一部の心無い人たちによる、
飼育放棄というのがあるのでしょうね・・・
今回見つかったウーパールーパーも、
飼っていて捨てられた個体ではないか?
ということみたいです。
それでは次のページでは、
ウーパールーパーに限らず、
外来種の問題について触れてみました。
この続きは次のページへ!