夫・金子哲雄の「その時」について
2011年に肺がんの一種である、
末期の肺カルチノイドを宣告された金子哲雄さん。
この時に病気の公表はせず、
知っているのは妻である稚子さんを始めとした親族と、
事務所関係者、
そして医者であるおおたわ史絵さんなどしか、
知らされていなかったそうです。
2012年に入ったころから急激に痩せたことが話題になったものの、
その理由について、
「睡眠時無呼吸症候群改善のために食事療法をして痩せた」と話しており、
病気の事は隠していました。
この時はかつての面影が見られないくらい痩せていましたね・・・
また亡くなる前日まで雑誌の取材を受けていたそうなので、
亡くなった時は本当に突然で、
ビックリしましたよね・・・
おおたわ史絵さんは、
金子哲雄さんが仕事の現場に急きょいけなくなった時、
代打で行く事があったそうですが、
そんな時は必ず、
「放送を聴きました」「すごく面白かったです」と、
ご自身の体がキツイ時も、
周りの人に気遣いをされる方だったみたいです。
そしておおわた史絵さんは、
そろそろ人生のカウントダウンをしているように感じます。
今やってることを一生懸命やって、
立派な千秋楽を迎えたいと思います
金子哲雄さんから、
そんな内容のメールが届いたそうです。
また金子哲雄さんが病気を公表しなかった理由について、
おおわた史絵さんは、
「治る病気だったら、公表して闘病して『治って元気に戻ってきます』っていうふうに言ったと思う。彼は治らないことがきっと分かっていたと思う。だから公表しなかった。病気だっていうふうに知られたくない。『僕は仕事をしたい』。多分、彼なりのプライドがあって、病気だって同情されたり、不必要に心配されたりするのが、すごく嫌だったと思う」
(出典:ライブドアニュースより)
金子哲雄さんが亡くなった後に出演された番組で、
そう語っていました。
その優しい人柄から多くの人に慕われ、
お葬式には【ホンマでっか!?TV】の共演者を始め、
数多くの方が参列されたそうですが、
金子哲雄さんがまだ存命中だった時から、
ご自身のお葬式の準備や入るお墓の手配まで、
自分で行っていたそうです。
またお葬式の参列者には、
金子哲雄さんがこの時のために書いたという手紙が配られました。
金子哲雄さんは、
亡くなった後妻が困らないようにと、
全てを自らプロデュースされて亡くなりました。
そして生前の金子哲雄さんを支えてきた、
妻の稚子さん。
亡くなる直前までお仕事をされていたことから、
在宅でずっと支えてきたそうです。
そして夫がこの世を去った後、
しなくてはならないことが事前に決まっていたようで、
稚子さんは通夜から四十九日まで「代行」を務め、
遺作である本の出版作業の引継ぎや、
更には・・・
「(亡くなったら)直ちに引っ越せ」という、
「指令」が出されていたということから、
稚子さんは金子哲雄さんが探した、
お得な?賃貸マンションに引っ越したそうです。
後に遺された人に対して行ってきた、
金子哲雄さんの「終活」は、
当時大きな話題にもなりました。
そして今回の【爆報!THEフライデー】では、
そばで支えてきた妻がその裏側を語るということで、
病気を隠してきた理由や、
妻の稚子さんに遺したものについて、
話をされるそうです。
誰もがいつかは訪れる、
「その時」について、
改めて考えさせられる放送となりそうです。
また金子哲雄さんの妻への愛情の深さが、
今回調べてよく分かりました。
放送の内容に注目したいと思います。