小さい頃からよくTVで拝見していた歌手のひとり、
研ナオコさん。
特に田原俊彦さんとのデュット曲、
「夏ざかりほの字組」を歌ったことでもよく覚えていて、
また【カックラキン大放送!!】などといったバラエティ番組でも、
よく見かけていたという印象ですが、
最近はそんなにTVで見かける、
ということも少ない気がするなーと思っていたら、
2018年8月4日に放送される、
阿川佐和子さんが司会を務める【サワコの朝】に、
研ナオコさんが出演されるということなんですね。
阿川佐和子さんと研ナオコさんのトーク、
これは絶対に面白い!と思いますが、
と・・・同時に、
小さい頃から見ていた歌手の研ナオコさんって、
どんな方なのか?っていうのも気になりましたので、
今回調べてみたいと思います。
研ナオコ プロフィール
研 ナオコ(けん なおこ)
(YouTubeより引用加工)
- 本名:野口なを子
(旧姓:浅田) - 生年月日:1953年7月7日
- 血液型:A型
- 身長:162cm
- 学歴:静岡県立三島南高等学校 中退
- 出身:静岡県田方郡天城湯ヶ島町(現・伊豆市)
研ナオコさんは小さい頃から歌が好きだったようで、
地元放送局ののど自慢大会に出場して準優勝するといった経歴を持っています。
そして高校1年の時に歌手を目指して高校を中退し上京。
東京宝塚劇場のエレベーターガールなどといったアルバイトをしながら、
1971年・17歳の時に、
東宝レコードの歌手第1号として、
「大都会のやさぐれ女」でデビューしました。
ちなみに芸名の「研」という名字は、
当時の所属事務所の「研音」から名付けられたそうですね!
また野口五郎さんとは同期デビューということで親交があり、
現在はステージで共演して地方公演を行ったり、
さらに高田みづえさんについては、
後輩歌手ということで妹のように可愛がっているという話もあります。
そしてそういった歌手仲間だけでなく、
タモリさんや所ジョージさんなどといった、
大物お笑いタレントらとも親しく、
かつての大御所漫画家先生である、
赤塚不二夫さんはなんと!
研ナオコさんのファンクラブ会長だった、
という話もあるので、
これだけでも、
研ナオコさんの交友関係の広さには驚きますねw
そんな研ナオコさんはデビュー当時はキャンペーン三昧でなかなか売れず、
苦労されたようですが、
そんな中バラエティ番組に出演されたことで注目が集まり、
それからじわじわと、
歌手として1970年から1980年代を中心に、
実力ある歌手として高く評価されるようになります。
そんな研ナオコさんの、
歌手としての受賞歴を簡単にまとめてみると、
- 1975年:「愚図」FNS歌謡祭優秀歌謡音楽賞 受賞
- 1976年 :「あばよ」日本歌謡大賞放送音楽賞・FNS歌謡祭最優秀歌謡音楽賞 受賞
- 1978年:「かもめはかもめ」日本歌謡大賞放送音楽賞・第20回日本レコード大賞金賞 受賞
- 1982年:「夏をあきらめて」第24回日本レコード大賞金賞・日本有線大賞有線音楽賞・全日本有線放送大賞優秀スター賞 受賞
- 1983年:「泣かせて」古賀政男記念音楽大賞優秀賞 受賞
このような受賞歴をお持ちで、
またNHKの【紅白歌合戦】にもこの当時は毎年、
出場されており、
【ベストテン】などの音楽番組にもよく出演されていたので、
筆者も幼かったものの、
当時はよく研ナオコさんの歌を耳にしていましたね。
まず研ナオコさんの歌といえば、
「夏をあきらめて」
この歌は桑田佳祐さん作詞作曲で、
サザンオールスターズ・バージョンもありますが、
筆者が初めて聴いたのが研ナオコさんの歌でした^^
いつ聴いてもこの歌は名曲ですねー!!
普段の【カックラキンー】などで見せる、
バラエティ番組の顔とは違って、
歌手としての研ナオコさんは、
当時は、
大人のステキな歌を歌う方といった印象がありました。
研ナオコの夫や子供について
ところで研ナオコさんは既婚者ですが、
1987年7月7日に7歳年下の男性との結婚と同時に、
妊娠6か月を発表され、
同じ年に長男の倹太さんが、
そして1989年に、
長女のひとみさんが誕生しました。
夫は野口典夫さんという方で、
一説によると昔は俳優だった?という話もありますが、
現在は「株式会社ケンズファミリー」という芸能事務所の、
代表取締役という肩書をお持ちのようです。
ちなみにこのケンズファミリーという事務所ですが、
研ナオコさんが所属する事務所、
田辺エージェンシーの関連会社になるそうで、
研ナオコさんは提携アーティストとしてコチラに所属しており、
また所属しているタレントには、
ものまねタレントの青木隆治さんをはじめ、
研ナオコさんの娘である「ひとみ」さんも、
歌手として所属されています。
娘のひとみさんは、
母親である研ナオコさんと共に活動することもあり、
そして母親への感謝を綴った楽曲、
「かあさんへ/ありがとう」という歌をリリースされています。
(YouTubeより)
そして息子の倹太さんについては、
現在は芸能人とかではないようですが、
しかしながら一時期は、
俳優として活躍されていたこともあるようですよ?
研ナオコの病気だった?
さて子供達も大人になり、
娘さんも歌手として活躍するなど、
研ナオコさんの芸能活動も順調かと思いきや・・・
実は歌手として注目されだした矢先の1977年に、
大麻取締法違反で執行猶予処分となったことがあったという研ナオコさん。
これによって約半年間芸能活動を自粛した時期もありました。
ですがそれでも歌手活動復帰した後は、
先にご紹介した「かもめはかもめ」「夏をあきらめて」などといった曲で、
再びその歌唱力の高さで評価されるようになり、
見事に歌手として復活しましたよね。
ところがその一方で、
実は病気にも悩まされていたようで、
まずは1983年 9月に急性尿路感染症で入院。
1993年に声帯ポリープで手術。
1994年には胆のうを全摘手術・・・
更には54歳の時に、
甲状腺の病気のひとつ「橋本病」を診断されるなど、
数多くの病気に悩まされていたようです。
しかも最近では舞台公演中に転倒したことで、
右大腿骨頸部を骨折したという研ナオコさん。
怪我の治療は長期に渡ると思われたものの、
1か月後には退院して復帰されましたが、
入院中はこのまま寝たきりになるのではないか・・・?
という不安からうつ状態になったそうです。
しかしこの時。
かつて共にデュットしたという田原俊彦さんが病室を訪れ、
「また歌おうよ」と、
研ナオコさんを励ましたことで勇気づけられて、
ここから懸命にリハビリを行い復帰したというエピソードが、
2017年12月8日の【爆報!THEフライデー】で、
語られたことが記憶に新しいところではないでしょうか?
(YouTubeより引用加工)
うん。またこの2人のデュエット、
見たいですねww
さて2018年8月4日に放送される【サワコの朝】では、
【カックラキン大放送!!】や、
【8時だョ!全員集合】に出演された時の懐かしい映像や、
研ナオコさんへ楽曲を提供した、
中島みゆきさんについても語られるということなので、
これはとても楽しみですね!
そして現在60代という研ナオコさんですが、
最近の情報を拝見すると、
梅沢富美男さんと舞台で共演されたり、
歌手としてコンサートを行うなど、
変わらず芸能活動を続けています。
これからも歌手として、
ずっと歌い続けて欲しいと思います^^