つんく♂を襲った病気【咽頭がん】
2007年。
「今、歌手として一番大切なのどに原因不明の病を抱え歌を歌う際に高い声が出難くなっている」
「専門医の検査を受けたが治療法が未だ見つかっていない。」
出演された番組で1音階低くして歌うなど、
ファルセット(高いピッチに対応する声)等が出せない状態になっていたつんく♂さん。
2013年くらいから声全体がハスキーになり、
声が出しにくい状態が続いていたということで、
2014年全身麻酔で手術しました。
そこで細胞を検査した結果、
咽頭声帯に【がん】が見つかりました。
咽頭がんとは?
喉頭癌(こうとうがん)とは、喉頭に発生する悪性腫瘍の総称。発症部位によって、声門上、声門、声門下の3つに分類される。発症頻度は、声門、声門上、声門下の順で低くなる。
(ウィキペディアより引用)
ちなみに男性に多く、喫煙やアルコール飲酒はリスクが高いとされています。
同じミュージシャンの忌野清志郎さんもこの病気で亡くなっています。
約半年間の放射線治療と分子標的薬治療を行い、
一時は「完全寛解」ということで、
音楽活動への復帰に意欲的だったつんく♂さんでしたが、
再びがんが見つかり、
201年10月。
歌手として大事な声帯を摘出されました。
なぜ、今、私は声に出して祝辞を読み上げることができないのか…それは、私が声帯を摘出したからです。去年から喉の治療をしてきていましたが、結果的に癌が治りきらず、摘出するより他なかったから一番大事にしてきた声を捨て、生きる道を選びました
2015年。
母校である近畿大学の入学式に出席された、
つんく♂さんのスピーチが記憶に新しいと思います。
現在は?
声帯全摘出して以来、
食道の入口にある粘膜を声帯の代わりにする、
【食道発声法】というトレーニングを行ってきたつんく♂さん。
これを習得するにはかなり練習しなければいけないのですが、
つんく♂さんはこの発声法を習得した結果、
小さくて聞き取りにくいとはいえ、
声が出るようになったそうです!
また、少しだけなら会話も出来るとのこと。
そして、実は・・・
ハロプロの総合プロデュース業を卒業していた!?
2013年ごろ、
喉の調子が悪いことから休養を勧められていたそうですが、
その時は続けるつもりだったつんく♂さん。
しかしその後咽頭がんが見つかり、
声帯摘出の手術で仕事をセーブしていく中で、
プロデュース業から完全に退くことを決意されたそうです。
2014年行われたモーニング娘。’14のニューヨーク公演後、
ハロープロジェクトの総合プロデューサーを引退しました。
現在モーニング娘。には、
サウンドプロデューサーとして携わり、
クミコさんや野口五郎さんなど、
本格派歌手への楽曲提供を行っているそうです。
そして11年ぶりの登場となった【徹子の部屋】では、
番組初!
パソコンを使った筆談でトークをされるそうです。
「今が幸せという言葉が100%正しいというわけではない」という正直な胸の内を明かしながらも、「人生やりがいがあるなと思っています」「僕のできることを探して、世の皆さまと共有できたらと思います」と、前向きに生きる姿を見せる。
(出典:ORICON STYLEより
(画像はテレビ朝日より)
スタジオにモニターを設置し、
つんく♂さんがPCに打ち込んだ文字がモニターに映し出されるそうです。
近畿大学の入学式については、
自分の子供たちに、
「ステージに立つお父さんの姿を久々に見てもらいたい」
そんな思いがあったそうです。
また、妻の話や術後の生活についても話をされるようで、
更には!
音楽活動再開後に初めて依頼されて作った曲
「うまれてきてくれてありがとう」を、
歌手のクミコを迎えて披露するとのこと!
ギター片手に演奏するつんく♂さんが見れそうです^^
「ベストテンには出れなかったけど、徹子さんの前で演奏できるのでなんか楽しみです」
そう演奏前に打ち込んだという、つんく♂さん。
そんなつんく♂さんの現在の様子が見れる【徹子の部屋】
楽しみですね^^
そしてつんく♂さん。
これからも、体に気を付けて、
ずっと頑張って欲しいと思います!